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お知らせ

●6月24日の東京シティに、桂さんお誕生日二日前企画のアンケート本を作ります。つきましては、皆様にアンケートをお願いします。名付けて、「銀魂キャラクターなりきりアンケート「ヅラに誕生日プレゼントを用意しよう」です、よろしくお願いしまーす。
●桂マイナーcpアンソロ、2011年6月シティのコタ誕で発行しました。
●アンソロ本文に、誤字を発見しました。
お取り替え、てか修正については こちら をごらんください。
今現在、修正関連のお知らせはhotmailには届いておりません。「送ったけどやぎさんに食べられたっぽいよ!」という方がいらっしゃいましたら、拍手か こちら までお願いします(爆)

第360訓。

桂マイナーcpアンソロ、6月シティのコタ誕で発行しました。当分は、記事全部にバナーをはっつけておこうと思います。



アンソロ本文に、誤字を発見しました。
お取り替え、てか修正については、こちらをごらんください。

今現在、修正関連のお知らせはhotmailには届いておりません。「送ったけどやぎさんに食べられたっぽいよ!」という方がいらっしゃいましたら、拍手かinfoあっとまーくk-dokkin.daa.jpまでお願いします(爆)


先日、昔のジャンプが出てきました。
めだかボックスの戦挙篇の書記戦で、相手を身ぐるみ剥ぐというルールに「そんなふしだらなことをやっていいの?」と苦言を呈した人が、まさか今、裸エプロン先輩とか呼ばれる事になろうとは、戯れ言遣いでも思うまい。
くまちゃんは惚れっぽいというより、頼られたり、自分が護ってあげなきゃというシチュに弱い人なんだなぁ。








とりあえず桂さん。
肝心部分は全部一人で背負うクセ、ちっとも治ってないのな!!
高杉の時と違って、今回はちゃんとエリザベスと話せて、ちゃんとお別れできたけれども。もうちょっとぐらい我が侭いっても良いんですよ!!
エリザベスが蓮蓬の仲間を護るために戻ったって判ったときも、まっすぐに生きることを信じてるならそれに殉じて前に立ち塞がりにいくし!!
今回だって、お別れだって判ってて、それを筋とおしてちゃんと話して、そして別れの決意をくみ取って、別れるって!! 行くなくらい言ったっていいのに!!

とりあえず一発殴りたくなりました(笑)。エリザベス含め。

そして銀さん。
よくやった。ありがとう!!! 桂さんを拾い上げにきてくれて、ありがとう!!! こういうときに我慢しちゃうあのひとを、拾い上げてくれてありがとう!!! 最後のどつきあいも、愛と了解いたしました。
桂さんは、我慢しちゃうから。聞き分けちゃうから。それを、我慢しなくてもいいって言ったり、せめて一人で泣くのくらい止めろバカって言ったり、そうやって来てくれる人がいてきれてよかった。それが銀さんで、本当によかった。沖桂スキーだけど、そう思う。

円座UNO。さりげなくもじゃ二人が桂さんの両隣をキープしてます。戦友恐るべし!
しかし、UNOだと隣の人は仲間というかむしろ攻撃対象なんですが。このドSめ! もじゃドSめ!!



しかし、最後のオチ、あれどう受け止めればいいんですか……(滝汗)。アレですか、攘夷の暁の隣の白ペンギンは、都市伝説てきなものとすればいいんですか。
つまり。


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「で?」
 あれだけの騒動を引き起こして、記憶障害まで起こさせて、友を見送るこいつの顔が泣くのを我慢した笑顔にならないように使わなくてもいい気を使ってやったってのに、しょうもないオチを返してきたバカをタコ殴りにする事小一時間。呆れかえった子供達は陸奥を引っ張って帰ってしまった。あとに残されたのは銀時と、簀巻きになった桂と、何故か一緒になって殴られた坂本(同じく簀巻き)だけだ。いや。
「そーいやアンタもいたなぁ。んで、中身誰」
 桂言う所のレギュラーエリザベスは、銀時の問いに素直に皮を脱いだ。見覚えのある、というかそのゲジゲジ眉毛はちょっと忘れそうになかった。出会いのインパクトも含めて。
「確か、第5訓くらいで俺んちにバイクでつっこんでくれた兄ちゃんだったよなぁ?」
「はい、お久しぶりです」
 血気盛んなテロリストいや革命家だが、桂の部下は基本的に礼儀正しい。誰の影響か、と思うと、自然ため息が零れ落ちてしまう。
「で。どーゆーことよ」
「見た通りだ。これからはこいつが、月曜日のエリザベスを勤める」
「なに、アイツの中身ってシフト制なの?」
「今日からそうなった」
 仰向けに寝転がされた桂の視線は遠い。薄紅に染まっていた空は東から青みを増して、深い藍色に染まろうとしていた。ところどころに、かすかな光が瞬こうとしている。
「『エリザベス』は、俺達にとってなくてはならない存在だ」
 桂の部下は、皮を被りなおして正座する。行儀の良い姿は、銀時には馴染みが薄い。
「我ら一派のナンバーツーとして、エリザベスはよく尽くしてくれた。奴に任せてきたことも多い。我が党が俺のワンマン組織ではなく、エリザベスという頼もしい存在がいることは、大きな影響力を持っていたのだ。味方にも、対立組織にもな」
「それで、アイツが被りものをしてたのを良い事に、ダミーを仕立てるっての?」
「エリザベスも、了承してくれた」
 琥珀の目が、薄く閉じられる。思わず銀時は身を乗り出しかけた。予想に反して、その目尻から雫はこぼれなかったが。
「皮はわし等が蓮蓬に潜入したときのもんと同じ、特別品じゃ。被ってしまえば、見分けなどつかん」
「お前も噛んでたのかよ……」
 いつのまに、と息を吐き出す。道理で、坂本も一緒になって殴られてるし、陸奥がため息を何度もこぼすわけだ。
「荷を、いくつか融通してもらっただけだ。忘れていたのは坂本も同じだ」
 そうはいっても。
 ブスっとした顔を隠そうともせず、銀時は桂の頭を思いっきり殴った。はずみで跳ね上がる黒い髪に、思わず眼を細める。
「痛いぞ、何をする銀時」
「うっせーよ。おめーの自業自得だろうがいろいろ全て何もかも」
「何を怒っているのだ」
「あっはっはー金時はただ妬いちゅうだけぜよ。自分にゃなんちゃーじゃ言わないがに、わしにゃ相談するがかーって」
「何を言ってるんですかねこのくそもじゃは」
「金時、いひゃいいひゃい」
「口引っ張られてもまだ名前間違うのかよこのバカ本」
「金時、わしはバカ本じゃのうて、セクシー担当さかもっさんじゃぞー」
「おめーなんざバカ本で充分だ」
 思い切り動揺したような、図星をさされたような反応になってしまった。「そうか、妬いてたのか」と一人納得したように頷くもう一人のバカの頭をはたく。
 もう一つのもやもやの、理由が悟られなければそれでいい。
「……形にこだわりおって、とお前は思うかもしれないが」
 銀時の手のひらの下で、桂はゆっくりと口を開いた。
「形がなければ、人は不安になるものだ。形があればこそ、そこに強固たるものを見出す事もできよう」
「……あー。」
 それは昔、桂が銀時に求めたものだ。《白夜叉》として、求められたものだ。
「別に、エリザベスをお前の代わりにしているわけではないぞ」
「判ってるよ」
 殴る、のは止めて、手のひらで顔を覆い尽くした。
 苛立ってるのは、こうまで理論武装して、それでも望みを口にしないこいつの大馬鹿っぷりにだ。


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あれ。書きたかった小ネタってこれだっけ(爆)
とにかく、蓮蓬のエリザベスが今までいたエリザベスで、最後のあれは桂さんのポーズと。言わなきゃ伝えられない我が未熟さよ。
VS高杉あたりの桂さんのピンチには、宇宙から蓮蓬が駆けつけてくれるのを楽しみにしています。

by wakame81 | 2011-07-13 00:46 | ジャンプ感想。  

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