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お知らせ

●6月24日の東京シティに、桂さんお誕生日二日前企画のアンケート本を作ります。つきましては、皆様にアンケートをお願いします。名付けて、「銀魂キャラクターなりきりアンケート「ヅラに誕生日プレゼントを用意しよう」です、よろしくお願いしまーす。
●桂マイナーcpアンソロ、2011年6月シティのコタ誕で発行しました。
●アンソロ本文に、誤字を発見しました。
お取り替え、てか修正については こちら をごらんください。
今現在、修正関連のお知らせはhotmailには届いておりません。「送ったけどやぎさんに食べられたっぽいよ!」という方がいらっしゃいましたら、拍手か こちら までお願いします(爆)

やっとこ映画感想。

前回の更新、ジャンプ感想のとこで止まってるじゃないですか自分!! あれ、今週中になにかアップするつもりだったのに。あれ(爆死)。

えー、ただいま、三回目の映画から帰ってきましたー。仕事帰りのレイトショー狙いです。金曜とはいえ、平日夜はがらがらです。さびしいです。
でも、先週より広い会場になってるのはなぜ?
ちなみに横浜なのですが、来週木曜まで上映することが確定です。よし、できればもう一度、台詞チェックのために見たい……。←何を目的にしてるのやら。


続きに、感想ですー。
激しくネタバレ注意です。主に、銀高桂のことですが。







冒頭のワーナー見ただけでもう笑い堪えるの大変とか、真選組の出番は予想通りとか、神威の触覚とか、党首美人とか、エリザベス出てきただけでおかしいとか、量産中の紅桜を見る高杉の眼がもうきらきらしてて楽しそうだなお前どこの悪戯っ子だ夜中に花火してるのと変わらないじゃないかとか、党首美人とか、クライマックスの銀桂バトルはおかしな笑いを堪えつつ動悸がめちゃくちゃなことになったとか、党首美人とか、いろいろ言いたいのですが、とりあえず。

そういや、「桂さんが間に入らない、銀さんと高杉の関係」についてはぼんやりと考えてはいたんですが、紅桜篇で、銀さんが高杉をどう思ってたという事は、全然考えてなかったなーと思いました。

高杉の、「俺はただ壊すだけだ」の台詞、祭りの回でも桂さんに言ってるんだけど、よりぬきさんで聞いた時は、本当に楽しそうというか、気負いないというか、「ヅラに、俺はこう生きるから夜露死苦」みたいな、そんな感じに聞こえたんですよね。
んで、映画での台詞。
なんか、どす黒いケモノの台詞になってます。
それでも、思ったのは、銀さんはそれまで、高杉が桂さんを切り捨ててまでケモノの呻きに忠実にすべてを壊すだけになるなんて、思ってなかったのかなぁと。桂さんを斬らせたのが、本意か似蔵の暴走かはさておき、少なくとも、斬った似蔵をその後もなんの処罰もなく放置してるんですよね。
桂さんを斬ったのに。
そこへ、あの台詞で。

話は飛ぶんですが、余計なものを捨てたいという村田の兄者に対して、「余計なものなんかじゃねーよ」といった台詞が、テレビではどう見ても、すべてを捨てて逃げた自分と、全部を背負って攘夷に生きる桂さんを投影していたとしか思えませんでした。
映画だと、万事屋を訪ねてきた鉄子に、「兄貴が人殺しに荷担してるってのに見て見ぬふりかい?」に、今度は高杉のことが投影されてたように、聞こえまして。そこへ、「ことは私一人じゃ止められないところまできてしまった」という鉄子の言葉が、彼女の口を借りた桂さんからのSOSに聞こえてみたり。

ともかく、高杉がとんでもないところまで暴走し始めた。船に乗り込んできた銀さんは、それを止めることもきっと頭のどっかにあったんじゃないかと思うわけです。

一方で、高杉。
拙本の、「桜三景」出すの早まったような気も、映画見てからだと絶対出せなかったような気も両方するのですがそれはさておき。
似蔵に「そんな甘っちょろいもんじゃねーんだよ」と言い放ったときの本気が、ちょっと冷静に感じまして。
だからこそ、それまで声に表情の読めなかった高杉の、「俺はそれが腹立たしくてならねぇ」と桂さんに言った言葉が、唯一の本音に聞こえたんですよ。
その後の、春雨が乗り込んできて、銀桂の首を春雨に売ったんだと告げたときの高杉が、俯いてる上に影が顔にかかってて、これはどんな気持ちで桂さんにそう言ったのか、もう悶々とするばかりで。
さらに、「全力で貴様(てめー)をぶった斬る!」と言われた時の、高杉が、テレビだとすぐ笑ったところを、映画だと煙管の煙吐き出してて間があるんですが、それが一瞬ポカンとしたように見えましてね!

んで、桂さん。
似蔵に斬られて、そのあといろいろ潜伏して、斬られたこと自体は関係無い、自分の目的はあくまでも紅桜量産を止めることで、それって党首の仕事ですよね。でも、「俺個人のこと」と口にしてる。そこらへん、どんなつもりだったかはさておき。
その後の高杉と二人きりで話をして、いろいろ決裂した上に春雨にまでジャマされて、虫の居所最悪な状況で、銀さん達と合流して、イメチェンうんぬんのやりとりになった途端、何故か見ていた若布はほっとしました。なんだろう、やっと、ここまできたというか、たぶん、その後の桂さん唯一の弱音に繋がるからなんだと思うんですが。

それも含めて。
高杉を止めるつもりで、桂さんが生きてるかもしれないことをエリザベスに多分聞かされて、船に乗り込んできた銀さんが、高杉のとこでも桂さんとこでもなく、鉄子ちゃんのために紅桜を止めに行った心境とか。
パラシュートで去っていく銀桂を見送った高杉の笑顔の意味とか。
遠ざかる船を見上げて先生の本を取り出した桂さんがどんな気持ちだったのだとか。

そういうことを、悶々と考えて考えて非常にもえた(両方の意味で)だったのですが、できれば小説で書きたかったけれど、全然まとまらなかったのは、このわけワカメな感想が物語っています。あぁぁぁぁぁ誰か私に、ものをまとめる技術をください……あと文才とか、語彙とか、構成力とか、以下略。



しかし、一人で見に行く映画は淋しいのう……。ペアチケット余ってるんですが、誰か一緒にいってくれないかなー。

by wakame81 | 2010-05-22 01:20 | アニメ感想。  

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