お知らせ

●6月24日の東京シティに、桂さんお誕生日二日前企画のアンケート本を作ります。つきましては、皆様にアンケートをお願いします。名付けて、「銀魂キャラクターなりきりアンケート「ヅラに誕生日プレゼントを用意しよう」です、よろしくお願いしまーす。
●桂マイナーcpアンソロ、2011年6月シティのコタ誕で発行しました。
●アンソロ本文に、誤字を発見しました。
お取り替え、てか修正については こちら をごらんください。
今現在、修正関連のお知らせはhotmailには届いておりません。「送ったけどやぎさんに食べられたっぽいよ!」という方がいらっしゃいましたら、拍手か こちら までお願いします(爆)

ふりむけば、そこに。:前

リク小説「CPは基本銀桂で、桂総受け、時代は現代、シチュは、(以下略)」

はたして銀桂が基本位置にきているのか不明(爆)






「ゴ利用、アリガトウゴザイマシタ。」
 自動窓口の合成音声に見送られ、銀時、新八、神楽は銀行を出た。銀時の手には、銀行のネーム入りの封筒。中には下ろしたばかりの千円札三枚。ちなみに口座の残金はゼロ、次の仕事の予定はなし。
 同胞食いすら辞さない、飢えに追い詰められた獣の眼が交差する。
「んじゃ俺はこれでブゥゥゥっ!」
 ロケットダッシュした銀時の足を、神楽が払った。派手にすっこけた銀時の手から封筒が飛ぶ。足払いからの流れるような動きで宙に飛び上がり手を伸ばした神楽の指の先で、封筒は竹刀に叩かれた。
「新八ぃぃぃ!!」
「だめです、これは備蓄食料にする分なんだからっ!!」
 封筒を握り締めた新八は、ダッシュで走り出す。その後を、スクーターに乗った銀時と、定春に乗った神楽が追う。
「備蓄食料だったらチロルチョコでいーだろーがよ、疲れたときには糖分だぞ、糖分満載だから腐らないぞ、チョコつったら遭難時の立派な非常食でしょーがぁぁぁっ!」
「チョコだけじゃお腹ふくれないし、疲れも吹き飛ばないアル、お米と酢昆布にするアルよ、疲れたときには酸っぱいもののほうが、頭すっきりするネっ!」
「お米はともかくどっちも却下ぁぁぁっ!!」
 絶叫する新八だったが、如何せん徒歩vs乗り物。見る見るうちに距離は詰まっていく。
「「もらったぁぁぁぁっ!!」」
 目の前を走る新八に、銀時の木刀と神楽の傘が迫る。
「甘いっ!!」
 身をかがめ、新八は急に止まった。追う二人の武器は、頭すれすれのところを通り過ぎる。
「銀さんや神楽ちゃんには及ばないけど、僕だって地道に鍛錬してるんですからね、第七期EDとかでっ!」
「腕をあげたな、新八。」
「やるアルな、だがまだまだぁぁっ!」
 派手なドリフトで向きを変え、銀時と神楽は新八に向かい合った。乗り捨てられたスクーターが行き止まりの店に突っ込む。まさか立ち止まれないだろうと思っていた新八の眼は一瞬見開かれ、次いで上目遣いに二人を見据える。
「いい眼だな、新八ぃ。」
「お褒めに預かり、どうもです。」
 木刀の切っ先が、新八に向けられる。
 定春から降りた神楽が、傘を振って肩に担ぐ。
 封筒を懐に入れ、新八は竹刀を構えた。
 まだ冷たい風が、三人の間を吹き抜ける。
「いいんだな、新八。」
「後悔はもう遅いアルよ。」
「しませんよ。」
 下克上が。
 いや、子が親を超える瞬間が、まさに訪れようとしたその時。

 ひゅ~~~るるるる、ずどーーーーーーん。

『はーいそこの民間人、今すぐ乱闘は止めやがれぇ。さもないと、バズーカぶっ放しやすぜぇ。』
「「「ぶっ放してから言うなぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」
 向かってくるパトカーに、黒焦げになった三人は声を合わせてそれぞれの武器を投げつけた。


 公務執行妨害。
「「「え、なんで?」」」
 告げられた罪状に、三人はそろって小首をかしげた。
「なんで?じゃねーだろっ! 可愛らしく小首傾げても無駄だぁぁぁぁっ!!」
 真選組屯所の取調べ室の机を叩き、土方が叫ぶ。
「取締り中のパトカーに攻撃しやがって、これが公務執行妨害でなかったらなんだってんだっ!!」
「ちょっとぉ、言いがかりはよしてちょーだいよ多串くんー。」
「先に手を出してきたのはそっちアル。正当防衛ヨ、あのままだったら私達、もっと砲撃されてたアルよ。」
「それに。」
 ゆっくりと新八が顔を上げた。おどろおどろ線を背負い、まるで幽鬼のような姿に、思わず土方はつばを飲む。新八のとなりにいた銀時も、1センチほどのけぞった。
「なけなしの三千円、どーしてくれるんですか?」
 懐から、ぼろぼろになった封筒とその中身を取り出す。無残なものだった。多少破れても銀行に行けば取り替えてもらえるものだが、ここまで粉々になってはそれも難しい。
「いや、それは、」
「どーしてくれるんですかっ! これでもう僕ら、一文無しなんですよっ! 家賃も光熱費も、今晩の夕飯だってどうしてくれるんですかっ!!」
「そうアルよ、こっちだって被害者ネ、酢昆布とお米の恨み、思い知るヨロシっ!!」
「そーいや多串くんに貸しがあったよなぁ。ちょっとでいいから返してくんない?」
 怯んだ土方の隙に、万事屋トリオはたたみかける。
「ちょっと待てぇぇっ! 確かにお前らの生活費のことはこっちにも非があるが、それとこれとは別だろぉぉぉっ!?」
「男はいつもそうネ。それとこれとは別とかいいながら、他の女と不倫して、自分の恋人にはちょっとの浮つきも許さないアル。」
「サイテーでさぁ、土方さん。」
「ていうか生活費ボロボロにしたのはオメーだろ総悟ぉぉぉっ!!」
 パイプ椅子を傾けて危ういバランスを楽しんでいた沖田の頭を叩く。その拍子にバランスは崩れ、椅子は倒れたが、その前に沖田はひらりと床に着地した。
「とにかくっ。生活費弁償はこいつに言えっ。それと、お前らの乱闘のせいで、こっちの仕事に邪魔が入ったのは確かだ。二、三日拘置所に入ってもらうぞ。」
 その言葉に、さすがに新八は青ざめた。
 が、銀時も神楽もどこ吹く風で、口を開く。
「しゃーねぇなぁ。朝はあんみつ、昼はイチゴパフェとチョコパフェ、夜はケーキバイキング、飲み物はもちろんイチゴ牛乳でよろしく。」
「私はそんな贅沢言わないネ。ご飯ですよとお茶漬けさらさらでご飯何杯でもいけるアル。」
「オメーらにそんな選択肢あるわけねーだろぉぉぉっ!」
「ていうかさぁ。」
 銀時は上目遣いに土方を見上げた。
 普段と変わらぬ死んだ魚の目だが、この角度になると妙に据わった印象を与える。
「邪魔したっつってるけど、総一郎くんぴんぴんしてんじゃない。ちょっとパトカー壊したくらいでそんなに怒るの筋違いじゃねー?」
「充分だっ!」
「それに、邪魔されたっつーのは俺のことじゃねぇですぜ。」
「総悟っ!」
 チューインガムを口に放り込み、もぐもぐ噛みながらそう言った沖田を、土方が鋭い眼で睨む。
「お前何を、」
「旦那方がその仕事を引き受けてくれるっつーんなら、罪に問わねぇでやってもいいですぜ。」
 咎める土方もなんのその、沖田はそう言ってガムを膨らます。
「仕事?」
 胡散臭げに銀時は問う。逮捕から逃れられるとあって、新八の目は輝いた。
「旦那方がつぶした店に潜入していた山崎の仕事なんですけどね。桂の追跡でさぁ。」
「すいません、拘置所にお通ちゃんのCD持ち込んでいいですか?」
「早ぇなおい!」
 即座に逮捕を選んだ新八に、土方が叫ぶ。
「んじゃ私、『渡る世間は鬼しかいねーコンチクショー』のDVD持ってきたいアル。」
「お前らぁぁっ! 拘置所の意味わかってんのかっ?」
「そっちこそ、何民間人にキケンなシゴト持ち込んでんですかぁぁぁっ。冗談ジャナイデスヨ、ソンナ危険人物ノ追跡ナンテっ。」
「声裏返ってんぞ。」
「私もいやアル。お前らの仕事手伝うくらいなら、ギャル曽根に挑戦したほうがまだマシヨっ。」
「むしろ挑戦してーんだろうがっ。こっちだってお前らみてぇな連中に、そんな仕事ふらねーよっ!」
 土方の眼差しに、警戒が混じる。
 桂小太郎とのつながりに、少なくとも薄々は気づいているはず。その疑いが濃くなればなるほど、土方としては銀時らを交えて情報がだだ漏れになるのを警戒するだろう。
「桂、ねぇ?」
 ドーベルマンのように今にも噛みつきそうな眼でこっちを睨む土方から、銀時は一度眼をそらした。頭をがりがりと掻きむしる。
「てーか働かすなら時給出してよ、多串くん。」
 土方の警戒をわかって、あえて銀時はそう言った。信じられないという、三対の視線が突き刺さる。
「おい万事屋、オメーどういう」
「ちょっ、冗談じゃないですよ銀さん、どういうつもりですかっ。」
「信じられないネ、銀ちゃんアイツらの手伝いする気アルかっ?」
「いや、なんつーかさ、」
 土方を突き飛ばして抗議する子供たちの頭を抱え込んで、銀時はささやいた。
「テロリスト(ヅラ)の居場所のつきとめ方とか知っといたほうがさ、いざという時困らねーだろ? 貯金がそこをついたとか、パチンコで有り金すっちゃったとか。」
「「ほーーー。」」
 子供たちは、生ぬるい視線で返す。
「好きな子いじめる小学生以下の言い訳アル。」
「ていうか、今がまさにそのいざという時なんですけどね。」
 一方で、「じゃ、決まりでさぁ。」と取調室を出て行こうとした沖田を、土方は止めた。
「おい、何のつもりだ。」
「何って、隊服取りに行くんでさぁ。この前アンタが勝手に持ち出したヤツは、ボロボロになっちまいやしたからね。」
「そうじゃねぇっ。こいつらを対桂の捜査に引き込んで、どうするつもりなんだ。」
「や、どーゆー顔するかなーって思ったもんだから。」
 にっと沖田は口の端を持ち上げた。その赤みの強い瞳が、紫に光る。
「真選組の隊服のこいつら見たら、桂泣かないかなーって。」


 すったもんだの末、真選組の仕事を引き受けた万事屋ご一行様は、「敵を知り、己を知れば」という新八の強い主張の下、屯所の資料室へと侵入を果たした。
「てーかさ、押収したエロDVDとかないの? ナース物か痴漢プレイとかがいーんだけど。」
「緊縛吊るし系なら、俺持ってやすぜ。」
「そこ待てぇぇぇっ! このリクR15じゃねーからなっ!」
「ちっ、仕方ねーな。おい新八、神楽、隠してあるへそくり見つけたらちゃんと回収しとくよーに。」
「ルージャ!」
「するなボケェェェェェっ!」
「………あのー土方さん、このプリキュア5のプロマイドは………。」
「だめでござる、持ってかないで拙者のへそくりぃぃぃっ! じゃねぇっ!」
 一瞬トッシー化した土方だったが、気力で戻ってきた。
「お前ら、やる気あんのかっ!?」
「お腹がすいて力が出ないアル、私を働かせたかったら卵かけご飯持ってくるヨロシ。」
「魚肉ソーセージで我慢しとけっ!」
 とりあえず神楽を餌付けし、銀時と沖田にゲンコツ一発ずつ降らし、土方は自らファイルの山を万事屋ご一行様の前に積み上げた。
「これが桂の資料、こっちが真選組の調査状況だ。とっとと目を通せっ。」
「随分親切じゃねーですかぃ、土方さん。」
 床に積み上げられた資料の山をどかして、お昼寝スペースを確保した沖田が、肩で息をする土方を見上げる。
「いーんですかぃ、あんなの部外者に見せて。」
「引き込んだのはオメーだろ、総悟。心配しなくても、機密事項は入れてねーよ。」
「なんでぃ、情報漏えいで副長の座追えるかと思ったのに。死ね土方。」
 一触即発の空気をよそに、四分の三ほどめんどくさそうな顔で、三人はファイルをめくっていく。
 その、世間やマスコミに流れていない情報の多さに、思わず銀時はこめかみに手をやった。
 桂がらみの事件でまず目を引くのは、悪徳天人への天誅。被害者の何人かは銀時や新八にも名に覚えがあって、不慮の事故とか急病とかで報道されていたはずだ。他にも、いくつかの天人の会社の不正発覚に、桂の介入の跡がある。
 社会的制裁はともかく、物理的な制裁は、ここ一~二年で鳴りを潜めている。
 それと関連して多いのは、天人の権力者や豪商の失脚に呼応して、借金や地上げのごり押しにあっていたり、不当な罪を負わされたりした市井の人々が、その不遇から救われているという事実。
「なんだこりゃ。何この正義の味方っぷり。お前らいいの? てーかこんなに美味しいトコロ取られてたら、給料泥棒って言われちゃうよ?」
「余計なお世話だっ!」
 調査のファイルに目を通すと、これまた頭の痛い事実が浮かび上がった。
 対テロリストの特殊警察なだけあって、桂一派、鬼兵隊以外の過激派攘夷浪士への検挙率はそれなりのものがある。テロリスト同士のつながりを追って、桂一派に迫ったことも、何度かあった。が、そのいずれもが、中途半端とも言える捜査で肝心の党首を取り逃がしている。
「何このツメの甘さ。やる気あるわけ多串くーん。」
「仕方ねーだろ、大詰めになって人手が割けなくなったんだよっ!」
 不本意そうに怒鳴る土方。不思議そうな顔を向ける銀時らに、補足するように沖田が口を開く。
「いよいよって時になって、天人の王族や豪商から、護衛の要請が入るんでさぁ。」
「護衛?」
「なんでも、重要な会談があるからって。決まって相手は、黒いもじゃっ毛の、やたらと能天気に笑うしゃべり方が変なヤローなんすけどね。」
「………あ、そう。」
 どっかで聞いたような特徴に、思わず銀時は肩を落とす。
「それと、京都のほうで、大掛かりなテロや暗殺事件があったりな。」
 土方は探るような目を、銀時に向けた。
「首謀者は、毎回同じ。派手な友禅の、単眼の男だ。」
「………………へー。」
 新八と神楽が、一瞬顔を見合わせる。銀時はそれを、横目で確認した。
 土方は、少なくとも顔は銀時に向けている。沖田はアイマスクをして明後日な方を向いたまま。
「京のテロリストの方は、戦時中の桂の同志ってことは判ってる。」
 知らねぇとは言わせねぇ。
 そう言わんばかりの、眼差し。
「ひょっとしたら、今もな。」
「え、でも。」
 思わず口を挟んだ新八に、土方の視線が飛んだ。自分の失言に気づき、新八は続けようとした言葉を飲み込む。
「でも、なんだ?」
 問い詰める土方に新八は怯んだが、その後ろの銀時の、いつもと変わらぬ表情に、意を決した。
「噂で聞いたんですけど、穏健派の桂一派と過激派の鬼兵隊は、決別したって。」
「噂、ね。」
「いやほら僕ら万事屋ですし、そういう情報は握っとかないとっ?」
 焦る新八に、追及の手を止めたのか、土方は視線をそらす。
「派閥同志は決別した。確かにな。だが、トップ同士の個人的感情がどうかまでは、知らねぇよ。」
 土方は、再び銀時に視線を向けた。
「万事屋稼業に、確かに情報は大事だな。」
「まーねぇ。真選組のドライバー事情とかも、しっかり掴んでるしねー。で?」
「オメーなら、何か知ってんじゃねぇか?」
 めんどくさそうに銀時は耳をほじる。
「おっ、すげーでっけぇ耳くそとれた。見ろ見ろ多串くん、これってギネスに乗んじゃね?」
「………テメェ。」
 土方の言わんとすることは判る。高杉と桂は、未だ同志なのではないかと。
 それが間違いだと、銀時は知っている。

 そして、同時にそれは正しくもあることを。

 空気が張り詰めていく。
 寝っ転がっていた沖田が、アイマスクをおでこへずらす。
 新八がおろおろと、銀時と土方を交互に見る。
 そして神楽が。
「銀ちゃんー見て見てアル。これ私たちの記事アルよ。」
 わざとなのか天然なのか、空気を読もうともせずファイルから抜き出した書類を銀時の目にかざす。
「この前のドライバーのやつアル。ほらこれ、私写真写ってるアル。」
「へ、へー? すごいね神楽ちゃん、やったじゃん。お父さんに写真送ってあげれば?」
 渡りに船とばかりに、新八がその話題に食らいつく。
「パピー喜ぶあるか?」
「………事の経過をちゃんと説明すればね。」
 そうでなかったら、愛娘がドライバーにされたことで怒り心頭の宇宙の猛者に、どんな恐ろしい報復を受けるかわからない。
「えーと、何々? ドライバーにされた人たちの復元手術と慰謝料請求のうんぬん。被害にあった人たちの緻密な名簿を作成し、民間団体を通して幕府へ直訴。ならびにゲーマー星人の悪行を星間ネットワークにさらし、社会的制裁を与えることで賠償を成立させた。………へぇー。」
 わざとらしく書類を読み上げていた声は、最後には純粋な感嘆へと変わる。
「あの人、裏でこんなことしてたのか。」
「ただのヅラじゃなかったアルな。」
 後手に回った真選組にとっては面白くない話だったらしい。土方は舌打ちをし、露骨にいやな顔をする。
 そして、もう一人。
「ふぁ~~~~ぁあ。」
 めんどくさい通りこしてうざい顔で、銀時は大あくびをした。
「なんつーか、書類ばっかで疲れたっつーか? そろそろおやつの時間じゃないかな多串くん。」
「んなわけねーだろっ。」
「てか、本当にマジ飽きちゃったんですけど。」
 背伸びをして、銀時は立ち上がる。
「てことで、銀さん休憩しまーす。」
「待ちやがれテメっ!」
 後のことをきれいさっぱり投げ出して資料室を出て行く銀時を、怒鳴りながら土方が追う。そして沖田も、アイマスクを外して立ち上がる。
「んじゃ、次は警らっすね。桂出ねぇかなー。」
 片付けは、と問おうとして、新八はやめた。三人の後姿を神楽とともに見つめ、そして顔を見合わせる。
「銀ちゃん、怒ってたアルね。どうしたアルか?」
「………さぁ?」
 二人して首をかしげ、それから資料室を後にした。




                                 ~続く~
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by wakame81 | 2008-02-21 00:02 | 小説。  

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