桂マイナーcpアンソロ、6月シティのコタ誕で発行しました。当分は、記事全部にバナーをはっつけておこうと思います。
アンソロ本文に、誤字を発見しました。
お取り替え、てか修正については、
こちらをごらんください。
今現在、修正関連のお知らせはhotmailには届いておりません。「送ったけどやぎさんに食べられたっぽいよ!」という方がいらっしゃいましたら、拍手かinfoあっとまーくk-dokkin.daa.jpまでお願いします(爆)
通販も、再開してます。詳しくは、
こちら。
虎の穴さんでも、アンソロ通販開始となりました。こっちにはノベルティついておりません。欲しい方は、ご一報ください。
……お久しぶりです(爆)。仕事先の秋の行事ラッシュはこれで一段落…まだです。来週は秋祭りです。ふぁいとぉ。
それにしても、買うつもりのなかった先週ジャンプを買わせてしまうとは、めだかボックス恐るべし。くまちゃん一位おめでとう!!
もっと、バカイザーちっくにふんぞり返ってるのでも好みでしたが、あんな喜色満面で大喜びしちゃってくまちゃんはかわいいなぁ。
今週も、くまちゃんはとってもかわいかったです。が。先週の「スタイリーーーッシュ」があるぶん、素直にハッピーエンドにいくとは思えません(笑)。西尾維新恐るべし(笑)。
さて。
先々週から、銀魂の展開的には、けっこう安心してたんですよね。時代劇を見ているような安心感というか。
鉄が人質で大ピンチ、佐々木兄さんは見捨てる方向性で大ピンチ、なわけですが、土方はじめ真選組が「中間を見捨てておけるかボケェ」モードに入ってたので。含む沖田で。含む沖田で!(大事な事なので二度言いましたはこの使い方でいいのでせうか)
鴨の時は、双方気づくのが遅かったのだけれど、今回はちゃんと最初から、鉄を救うつもりでいる。このモードの土方は頼りにして良いと思うので。相手が高杉レベルというわけでもないし。
鉄が佐々木兄さんに、自分を認めなおさせるチャンスが今回あるかどうかの方が、心配でした。何がって、土方等を護るために、機関銃一斉掃射の前に盾となったりしないかとか。これも、銀さんの射程距離内にいるので、まぁ大丈夫じゃないかと。そう考えたら、銀さん足止めさせた万斉はやっぱり凄いな。
というわけで、先週まで、私の頭はむしろ、「カツラップの評判下げる真似するなぁぁぁぁぁぁ」だったのです(爆)。
そこへ持ってきて、今週バクダン落とされましたよ!!
「攘夷志士白夜叉」
「攘夷志士白夜叉」
「攘夷志士白夜叉」
なんだこの、「待たせたのう、ヅラ」レベルの破壊力……!!
銀さん、いいんですね。名乗っちゃうんですね、認めちゃうんですね!!!
しかも、蓮蓬編で名乗ったときと違う、真選組や見廻り組のいる前で。うやむやにしてくれてた土方達だけじゃなく、佐々木兄さんのいる前で!!
ちぇけら党の皆さんを、「かよわい後輩」と言っちゃったり!!
護れない自分に嫌気がさして、流れを変えられないことに絶望して、逃げ出したあなたが!!
攘夷志士の名をこの場で名乗るわけですね!! もう後戻りきかないぞ、いいのか銀時!!
取り敢えず滾ったナニカで、小ネタ一本できました。
エリ誕もやってないのに、試験あと一ヶ月なのに、仕事のやること残ってるのに、何やってんだ自分(爆)。
銀さんのネタなのに登場してるの沖田と桂さんとかいうのは、うちの仕様です、ハイ。
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「は?」
きょと、と瞬きをされた。こいつのこんな顔を見るのも珍しい。写メりゃ良かったと、沖田は遅まきながらケータイを取り出す。
「何だ、それは」
「や、ただのケータイでさぁ」
運が良ければ、また阿呆と無防備の混ざり合った顔が見れるかも知れない。密かな期待を押し隠しつつ、ストラップを振り回す。
「そうではない。今、貴様が言ったことだ」
「あ、そっちか。言った通りのことだぜぃ。信じるか、信じないかはてめーの自由だけどな」
坂田銀時が、《白夜叉》と名乗った。それも、自分たち真選組はともかく、見廻り組の前で。
桂はもう一度瞬きしたあと、腕を組んでふんぞり返った。
「フン。何かと思えばそのような与太話を」
「あらら。信じねーのかぃ」
「信じるも信じないもあるまい。そもそも、貴様は何故そんな話を俺にする」
「気まぐれって奴でさぁ。んで、本当だとしたら、てめーはどうするんでぃ」
「そうだな」
信じないと言い切ったくせに、桂は顎に手を当てて考え込んでしまった。これはこれで無防備な様子に、ついイタズラ心が起きる。が、我慢我慢。
シャッターを切るのなら、もっと良いショットが欲しい。
「やはり、手土産にと約束していたんまい棒チョコバー百本と、パフェ一年分、いちご牛乳五リットル、まんじゅうとどら焼きと最中をそれぞれ十箱と四季折々の和菓子を三年分は準備せねばなるまいか。それと、リーダーにもご飯ですよと酢昆布を貢ぐ約束だったな」
「どんだけ甘味で釣ろうとしてんでぃ。しかもチャイナにもかよ」
「それと、拳骨は何発お見舞いすれば気が済むだろうか。目つぶしと平手打ちもした方がいいだろうか」
「なんか旦那に恨みでもあるのかよ」
「恨みというほどでもないが……そうか、いやしかし、困った」
どうしよう。
そう呟いた口元を、顎に添えていた手が覆い隠す。いつも、上からまっすぐに下ろされていた視線が、かすかに揺らぐ。
この話をしたのはただの気まぐれだ、と言った。それ自体は嘘ではない。正確には、桂がどんな顔をするか見てみたかったのだ。坂田銀時が直接己の口から言うとは思えなかったから、だったら知らせを受けた桂がどんな顔をするか、自分が先に見たって構わないと思ったからだ。
「……ちぇっ」
予想以上の反応は、沖田を楽しませるどころかヒヤリと重たい何かとなって胸の奥に染みこんでいく。この溜飲を、いかにして下げるべきか。
さしあたって、逸らされたままの視線をこっちに向けるべく、その白い頬に手を伸ばした。
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沖田vs信女ちゃんも気にはなったのですが。ああくるとは(笑)。いやいいんですよ、このシリーズのメインは土方だからいいんですよ? 「燃えるゴミ」発言でだいぶご飯のおともになったし。
ただ、沖桂的に、沖田の成長ぶりを見たかったなーと、「人殺しの目」へのリアクションを見たかったなーっと、それだけですよ???(爆)←六角編で見ただろう